レンガタイル
チューダースタイルにおいて、外壁の重要な要素のひとつにレンガがあります。実際の施工においては、レンガを使用するのはコスト高であり、材料自身も高価なものになってしまいます。
そこで使用されるのは、レンガタイルです。
外壁および煙突部分のレンガに見える部分は、レンガタイルで実現しています。
製品はSTONE PRODUCTS社のカルチャードブリックと呼ばれているものです。出来上がりが古ぼけたレンガのように見える優れものでとても気に入りました。
今では北米以外から安い製品を輸入販売している業者も何社かあります。設計当時はカルチャードブリックしかなくて、日本ではとても高かったので輸入品以外は到底使えませんでした。
一箱に60枚入っているのですが,製造会社はこの製品の型枠を60種類持っているそうで一箱に同じ外観のものがありません。ですから出来上がりがとても自然な古いレンガのように見えるわけです。
施工には注意が必要です。
タイルの外周が平坦でないために冬の凍結を考慮する必要があります。目地は浅目地にすべきです。これは製造メーカーからの指示でした。
それは雪や水分がタイルの裏側に回らないようにするためです。この施工を誤るとタイルは剥がれ落ちます。以前大阪の輸入住宅の展示場でカルチャードブリックが剥がれて落ちているのを良く見かけました。実は我が家も数枚剥がれました。施工業者が私の指示を無視したからです。もちろん全ての目地をやり直させました。無償で。
最近は接着モルタルの性能が良くなり、深目地でもはがれおちにくいときいています。
ただひび割れについては逃げ切れないところです。躯体が木造である限り、内部の躯体は多少は動いてしまうからです。
壁が多少複雑で凹凸があると広い平らな部分が狭いのでこの問題は発生しづらいです。それは平面の面積が小さく分かれるからです。
我が家も正面の南面は凹凸が多いのでひび割れはありません。このカルチャードブリックには凹凸の多い外壁に向いているといえるでしょう。
それ以外に注意することは、通気層を外壁に作ることが重要です。躯体の為にも、ひび割れのためにも有効といえるでしょう。













