2x4と2x6
以前にも話題にしましたが、再び取り上げました。内容はかなり重複しますが、不十分な内容を追加しました。2x4と2x6の違いは壁厚になります。2x4の壁厚はスタッド(間柱)部分が89mmになり、2x6の壁厚はスタッド部分が140mmの違いになります。
当然壁厚の厚い2x6の方は耐力的には硬性があるのですが、壁の耐力としては通常の2階建ての場合、2x4で十分であり公庫基準を難なくクリアできます。
断熱材を壁内に充填しない外断熱を断熱構造として選んだ場合は、2x6の場合あまり意味のないものといえるでしょう。断熱材を使用しない中空の壁に、何かを作りこむなら多少意味があると言えますが・・・
では2x6はどんな場合に有効であるか?それは内断熱を選んだ断熱構造で、断熱材を壁内に充填する場合、有効であるといえます。断熱材を厚く入れ込むことが出来るからです。
過酷な寒さの地域では内断熱で2x6の壁は、もっとも有効に働くでしょう。
建築の最中でも寒い地域での建築においては、断熱効果を体感できます。
尚、木造の3階建ての場合は1階のみを2x6の壁にすることは意味のあることといえます。日本の多くの地域では2x4の壁厚で十分な耐力と断熱構造を得られますが、より快適な冬を過ごす場合は2x6の壁厚も選択の一つです。
そのほかに2x6を選んで効き目のある構造を考えて見ますと、吹き抜けのある部屋の壁にも向いているでしょう。吹き抜けになると壁の長さは17フィート(5,185mm)以上になるので、2x6の壁の方が安心感を与えます。通常は吹き抜けでも1階、2階の間に根太が入るので、2x4でまったく問題ないのですが、内装の仕上げ(ドライウォールやビニールクロス仕上げ)に対しては、柱が1本ものになるので、扱いやすい構造になります。













