実際の設計・外観を選ぶ

先にも書きましたが、私の設計は、先ず外観から入りました。
通常は土地の広さから住宅の大きさを検討して、間取りから始めていくのが普通かもしれませんが、私は輸入住宅の外観が好きだったので、外観選びからスタートしました。
現実のアメリカの民家のスタイルはどんなものがあるかということですが、当時仕事でアメリカに出張する機会が多かったのですが、私の知る範囲では 東海岸の北のメイン州、マサチュウセッツ州、ニューハンプシャー州、ニューヨーク州では、大半の民家は、ラップサイディングによる、コロニアルスタイルが 主流でした。屋根は、シングルで、窓は、飾りの雨戸(色は、緑、黒、ブルー、赤等)がついており、壁の色は、白系の、ブルーホワイト、アイボリー、クリー ム色が主です(まれに茶色、ブルー、ブルーグレイ等がある)。輸入住宅の大半(私の知っている限りですが)は、ラップサイディングによる、コロニアルスタ イルを扱ってます。
南に行くに従って、ペンシルバニア州、バージニア州、ウェストバージニア州から、ハーフティンバーの煉瓦を使用した家が増えて、ノースカロライナ州 では、煉瓦壁の家が多くなってきています。ハーフティンバーで、2階をスタッコ壁に付け柱で飾った、チューダースタイルは、北から、バージニア州ぐらいま での間に、選ばれているようです。 東海岸のことは、残念ながらここまでしか知りません。訪問する機会がありませんでした。
さて、西海岸ですが、北のオレゴン州は、東海岸同様、ラップサイディングによる、コロニアルスタイルが多いです。たまにチューダースタイルが見られ ます。カリフォルニア州は、南北に長いため、サンフランシスコ周辺と、ロサンゼルス周辺とは、かなり外観が異なります。サンフランシスコにおいては、いろ いろ変わった建築が見られ、コロニアルスタイル、チューダースタイル、そして特に目立って多く感じる、ビクトリアンスタイルなどです。 ロサンゼルス周辺では、気候が暖かいせいか、メキシカンスタイルが多く、屋根は木製シングルや素焼き瓦が多く見られ、壁は、モルタルが多いです。もちろ ん、チューダースタイルやラップサイディングの家も見られますが、北の州で見られる、チューダーやコロニアルとは、違った伝統的なスタイルにこだわらない 外観のようです。 プラン集より、いろりろな家を見たり、上記のような現物を見て、チューダースタイルが気に入り、チューダー調の家を造ることに決めました。















